社団法人 東京都獣医師会

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学校飼育動物
 本会では、小学校等の動物飼育が愛情深く行われ、そのことで子どもたちの心の教育、命の教育、科学・生物教育に役立つことを願って学校飼育動物委員会を設置し、以下の事業を行っています。

平成21年度

学校動物飼育モデル校事業(作文コンクール)表彰式報告書

主催:社団法人東京都獣医師会  後援:東京都教育委員会

本会は平成13年以来、東京都教育委員会の御協力を得て、小学校での動物飼育活動をもとにした作文コンクールを開催しています。第9回目の本年度の応募は12校でした。10月末には応募校から3・4年生を中心に、1年生から6年生までの119作品がよせられ、12月21日の審査会を経て、3月9日に21名のお子さん方が表彰されました。21名の受賞者には作文集のほか、さえぐさひろこ著「りんごあげるね」を差し上げ、栄誉をたたえましたので御報告いたします。

表彰式概要

日 時:平成22年3月9日午後3時半から4時半
会 場:東京都教職員研修センター 803研修室
参加者:総勢73名

  • 受賞児童:入賞者10名(欠席1名) 入選者11名(欠席1名) 保護者 27名
  • 学校関係者
    大田区立赤松小学校
    八王子市恩方第二小学校
    府中市立新町小学校
    町田市立大戸小学校
    小平市立鈴木小学校
    西東京市立柳沢小学校
    中野区立鷺宮小学校
    立川市第八小学校
    町田市立南第四小学校
    小平市立小平第十五小学校
    西東京市立保谷第二小学校
  • 審査員
    日置光久文部科学省視学官
    新谷珠恵東京都小学校PTA協議会会長
    村中志朗東京都獣医師会会長
    宮下英雄聖徳大学大学院教授(審査委員長)
    和田栄治東京都教育委員会指導主事
  • 来賓
    アニコム損害保険株式会社 島村麻子
  • 獣医師会スタッフ
    中川美穂子理事
    郷野 栞理事
    日比野孝副委員長
    大村知之委員
    渡辺隆之理事
    伊庭高義委員長
    佐藤 至委員

優しいお子さん方の誇り高い様子と、観察力と愛情にあふれた作文に接することができ、楽しいひと時を参列者ともに共有しました。


平成21年度 学校獣医師養成講座開催

東京都獣医師会は学校の動物飼育を支援する獣医師会員の勉強の機会を毎年設けているが、今年度も勉強会と情報交換会が開催されました。

1 勉強会
テーマ「鳥の臨床とチャボ等の鳥インフルエンザ対策」
日時:平成22年1月24日(日)
会場:日本獣医生命科学大学
講師:リトルバード小鳥の動物病院
小嶋篤史先生(本会世田谷支部会員)

たくさんのスライドで、診断と治療方針、また鳥インフルエンザに関する診断と予防
方法など鳥に関する臨床の講義を頂きました。

2 情報交換会
第3回学校飼育動物支部担当者会議開催
文京,新宿,中野,杉並,世田谷,渋谷,江東,城北,江戸川,足立,北,練馬,武蔵野三鷹,北多摩,府中,南多摩,八王子,町田,多摩西の20支部から40名の会員(動物病院長)が集まり、地域の情報を交換して、課題の解決法を検討した。なお、葛飾支部の担当者は2月24日の区主催教員研修に参加するため、今回は不参加でした。

なお、会議では、「『学校飼育動物』とは、子どもの成長に役立たせるために学校で飼われている動物を意味し、愛玩動物でも家畜でもない役割を持っている。」、「しかし愛情深く扱って子どもに見せないと、教育的効果はない。」と、確認しあいました。


学校獣医師養成講座と支部担当者会議案内
東京都獣医師会の重要な柱である「学校等での動物飼育を支援する事業」の充実のために、本年も以下のごとく学校獣医師養成講座と支部の担当者会議を開催しますので、会員、非会員、お誘いあわせの上、ご参加ください。

平成21年度学校獣医師育成講習会
目的
開催日時
会場
内容
時間
講演
講師
対象

内容

時間
議題

対象
担当
理事
学校飼育動物の適正飼養の普及のために
平成22年1月24 日(日)
日本獣医生命科学大学
①平成21 年度学校獣医師育成講習会
13 時から15 時50分
「鳥の臨床とチャボ等の鳥インフルエンザ対策」
小嶋篤史(世田谷支部リトルバード動物病院院長)
本会会員および非会員獣医師

②平成21年度東京都獣医師会支部学校飼育動物担当者会議
16時から17時
この一年の都内の行政と学校と獣医師会の関係について
支部活動集計報告と、ディスカッション

本会会員、入会希望者
社団法人東京都獣医師会学校飼育動物委員会
渡邊隆之、中川美穂子


本会の都内全域の開業獣医師会員は、都内27支部に於いて地域自治体における公立小学校等での動物飼育活動を支援しておりまが、そのために、学校飼育動物委員会を設置して以下の事業を行っています。(平成20年度活動)(学校飼育動物活動事業要綱)(行政別学校の動物飼育支援体制一覧・要綱)

社)東京都獣医師会の学校動物飼育関連事業

(社)東京都獣医師会では、以前より学校動物に対する疾病治療、飼育相談指導を本会会員が自発的に行って参りました。都市型社会と核家族化は、子ども達が生き物に触れ合う機会と人の誕生や死別に出会う機会を少なくしました。そうした中で、学校動物を適正に飼育することによって、動物とふれあい、世話をし、時には死に遭遇することによって生き物への慈しみ、命の尊さを学ぶことの重要性が認識されています。

 私達は動物に関わる専門家の立場から、学校動物が安全にかつ愛情深く飼われるよう助言と支援をして行きたいと考えております。その上で教育現場の先生方が、子ども達に楽しい飼育活動を提供できるように協力していきたく次の事業を行っています。(平成20年度事業実績)

  1. 学校動物飼育モデル校事業
    学校動物との触れ合いによっておこる子供達の心の変化を表現するひとつとして作文コンクールを行う。(平成20年度作文コンクール実施報告)

  2. 小動物感染症対策(教育現場型)事業
    学校飼育動物の健康状態および飼育状況を調査し、必要な助言をする事業を行う。
    (心配するような事例は報告されていません。)

  3. 学校動物飼育講習会
    学校動物飼育の課題への対応・成果などの事例の普及を行う。都教育委員会の要請により、都教職員センター主催の教員研修に講師を派遣している。また各支部では、それぞれの行政の要請により、教員研修を担当している。 (平成20年度実施報告)

  4. 学校飼育動物の検案
    学校飼育動物の死亡に際して、学校の依頼を受けて、東京都動物霊園連絡協議会の協力により検案し埋葬する。(埋葬依頼手順)(都内獣医師会支部連絡先)(平成20年度埋葬実績)(埋葬依頼書、※会員専用ページに掲載してあります。会員のダウンロードが可能)

以下リンク記事

27支部は開業支部長連絡先一覧

社団法人東京都獣医師会学校飼育動物委員会メンバー

   

平成20年4月~平成23年3月まで

担当理事 中川美穂子 北多摩支部 0422-53-7099
渡辺隆之 江戸川支部 03-3673-7055

委員会
委員長 伊庭高義 渋谷支部 03-3793-7078
(代官山ペットクリニック院長)
副委員長 日比野孝 練馬支部 03-5987-0660
(日比野動物病院長)
委 員 佐藤 至 中野支部 03-3389-7860
(アミ-ペットクリニック院長)
大村知之 武蔵野三鷹支部 0422-29-7887
(おおむら動物病院院長)
林 光 杉並支部 03-3301-7800
(さくら動物病院院長)


学校の飼育に関する質問ご相談は、上記担当理事並びにもよりの委員、あるいは下記獣医師会本部にご連絡ください。

東京都獣医師会 03-3475-1701

平成20年度・教員研修等学校動物飼育講習会実績
08/15 生き物講座(東京都教職員夏期講習)担当
09/13 東京都都教師養成塾ゼミナール(都教職員研修センター)講師
01/25 学校獣医師養成講座(都委託)(一条ホール)
04/26 豊島支部  支部研修
06/20 豊島支部  区立池袋幼稚園教師研修
06/23 世田谷支部 区立千歳台小学校訪問 飼育委員会指導
07/10 豊島支部  区立さくら小学校ふれあい教室
09/09 文京支部  麹町幼稚園講習会
09/30 城北支部  荒川区立小学校訪問
10/25 世田谷支部 区立千歳台小学校  教員研修
10/30 練馬支部  区教員研修(幼稚園と小学校の2回)
11/04 中央支部  港区立御田小学校訪問懇談
11/28 文京支部  区立指谷小学校ふれあい教室
01/29 中央支部  愛育幼稚園保護者向け講演
02/10 葛飾区   区立教育委員会教員研修
08/21 町田市支部  町田市立小学校の飼育担当と養護教員研修
江戸川区支部 小学校教諭・養護教員対象研修
12/05 東京学芸大学3年生 生活科講義
12/12 東京学芸大学3年生 生活科講義


学校飼育動物の冬の対策           社)東京都獣医師会

 寒い冬、自然界のウサギは、巣穴に入って生活します。チャボやニワトリは、原産地が東南アジアと元来暖かい地域に住む動物ですから、寒さには弱いのです。
これらの動物には、11月になったら巣箱を与えることが必要です。動物の健康への配慮を行うことで、子どもたちは命の大切さに気付いてくれることでしょう。



巣 箱
  • 木製でつくるが、雨がかからないところならダンボールでも良い。

ウサギ(1〜2匹用)

  • 寸法は、間口45cm、奥行き40cm、高さ40cmぐらいの箱
  • 可動式の蓋に出入り口をつける。出入り口の大きさは、横10cm、高さ12cmぐらいにして、ウサギの体の大きさに合わせる。出入り口が大きすぎると、箱内の温度が下がるので、保温にならないので注意する。
  • 素材は木製が良いが、合板はホルマリンガスがにおうため、動物が嫌う。
    木製が間に合わないときは、ダンボール箱に出入り口をつければよい。
  • 毎日の管理は、新聞紙をしいておき、毎日、蓋を開けて取り替えて糞などを取り去る。

チャボ

  • ウサギと同様につくる。
  • 寸法は、ウサギと同じくらいの箱で3〜4匹入れる。
  • 入り口はウサギより高く20cm近くにするが、実際に入れるかどうかを子どもに工夫させるとよい。

防風と防寒 

  • 風通しがよすぎる飼育舎の場合、可能な範囲で、厚いビニールを貼って風を防ぐとよい。春には、必ずビニールを除去する。
  • セキセイインコなど小鳥の場合は、校舎内の籠で飼うようにするが、夜にはダンボールの箱をかぶせて防寒する。飼育舎で飼う場合は、巣箱とビニールによる防寒が必要。
  • ビニールの中で、上に一つ裸電球をつけておけば暖が取れる。

栄 養

  • 体力を落とさないように、休日にも新鮮な水と餌を与える。(「命には休みがない」と、子どもに伝えるために、保護者等の支援を受けるとよい。親子の良い会話につながるとか・・)
  • 学校開放を活用して、行事に集まる親子等が担当する学校もある。
  • 特にセキセイインコなどの小鳥は、一日絶食すると約半数が死亡し、一日半絶食するとすべて死亡する可能性が高いので、注意する。

巣箱の事例

事例1 高さ50センチの棚の上に巣箱をおいている。ウサギが上り下りする坂道がつけてある。

巣箱の蓋は開閉でき、毎日 中に敷いてある新聞紙を取り替えて掃除する。

事例2 チャボのための児童制作の巣箱これも蓋は開閉するようにしてある。
事例3 木製巣箱と ダンボールの急場用巣箱段ボールは、壊れたら新しいものに交換する。

段ボール寒さ予防のため、小さな入り口の他は、すべて締め切る。中の新聞紙を毎日交換する。(箱が風で飛ぶと怖がって入らなくなる)


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