昨今、様々なマスメディアを介して獣医療トラブルが報道され、本会および本会会員病院への問い合わせが急増いたしております。
本会は、日本獣医師会の掲げる『獣医師の倫理綱領』および『獣医師の誓い-95年宣言』に基づく動物臨床の行動規範として制定された獣医療の指針に則り、適正な獣医療を行うべく日頃から会員に指導を行っています。
本会会員において、この指針から逸脱した診療行為等が見られた場合には、本会に設置した綱紀委員会において厳粛な内部処分を行うシステムも構築いたしております。
さらに、東京都からの委託事業(獣医師育成事業)の一貫として「獣医療向上対策講習会」を獣医師のみならず広く獣医療従事者を対象に開催し、獣医療を取り巻く多くの課題についての情報収集と、社会に貢献する動物愛護・保護対策活動などの実施、適切な獣医療の提供に励むよう卒後教育プログラム等をもって知識・技術向上のための自己研鑽など、会員に対して社会的に認められる獣医師としての資質の向上に努めております。
冒頭で述べました報道については、その殆どが獣医師会に所属しない獣医師の問題で、本会の努力や処分が及ばないところにあります。また、これを是正するべく本会では平素より獣医師会に所属しない獣医師についても入会促進活動を行っているところであります。
つきましては、我々が東京都獣医師会のみならず獣医界全体のレベルアップを図るべく活動を行っておりますことを十分にご理解賜りますようお願い申し上げる次第です。