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▼野生動物対策
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平成22年度 小笠原動物医療派遣団 団員公募のご案内
小笠原対策事業として2年に渡り行なわれている小笠原動物医療派遣団の活動は、本会会員のみならず、内外からの多大な御協力のもと、予想以上の大きな成果を上げております。
地元小笠原村からは、平成22年度も本会に対し派遣要請が出されました。そこで、本会としては以下の要領で派遣団員を募集することとなりましたので、会員各位にはご検討下さい。
<期間>
平成22年11月13日 出航〜11月24日 帰港
(島滞在は11月14日〜11月23日)
<活動内容>
家庭動物(原則としてイヌ、ネコ)の健康診断および飼育相談
イエネコの避妊去勢手術とマイクロチップ挿入
<経費>
往復の乗船代、現地滞在中の宿泊・食費等は小笠原村及び本会より支給いたします。
竹芝港—自宅間の交通費、船中の食費等は個人負担にてお願いいたします。
<条件>
- 東京都獣医師会の会員。
- 現地での活動内容である、「家庭動物の健康診断および飼育相談、イエネコの避妊去勢手術とマイクロチップ挿入」ができる会員。
- 全期間(11月13日から11月24日まで)参加できる方とします。
- 次年度も参加できる方を優先いたします。
<交通手段>
船のみ(片道25時間半)のため、途中帰京はできません。
<その他>
以下の点について、予めご了解のうえ、応募をお願いいたします。
- 事前の打ち合わせ等で10月頃 開催予定の野生動物対策委員会に出席をお願いいたします(日程は別途調整)。
- 母島(父島から船で2時間)での診療をお願いする場合があります。
- 応募者が多数の場合は、次回以降にお願いすることがあります。
- なお、病院スタッフの同行を希望する会員は応募の際にその旨をお申し出下さい。
平成22年9月3日〆切と致します。お名前、支部名、連絡先を書き、東京都獣医師会事務局へFAX(03−3405−0150)にてお申し込み下さい。
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この度、日本衛生動物学会・東日本支部会では、知識向上を目的とした勉強会(例会)を下記の内容で開催させていただきます。
ご興味のある皆様方に奮ってご参加いただき、有意義な情報交換の場とさせていただければ幸いと考えております。
御検討よろしくお願いいたします。
< 内容 >
平成22年度日本衛生動物学会東日本支部・例会
期 日:6月5日(土) 13:00~15:00
会 場:国立感染症研究所・会議室(新宿区戸山1-23-1)
主 題:「忍びよる野外の危険生物」
- 海洋危険生物の被害 神谷大二郎(沖縄県衛生環境研究所)
- 世界最大規模の魚類食中毒~シガテラ~
大城直雅(沖縄県衛生環境研究所)
- 毒蛇咬症の現状 堺 淳(日本蛇族学術研究所)
- 毒蛾、毛虫の被害 桐木雅史(獨協医科大学)
会費:無料
時間:質疑応答を含め各演題30分、約2時間を予定
本会は学会員以外の皆様も参加していただけます。当日参加も可能ですが、会場設定の都合上、なるべく下記の連絡先まで事前連絡をお願いいたします。なおこの情報は日本衛生動物学会HPでも紹介しております
(http://www.jsmez.gr.jp/ )
連絡先:獨協医科大学熱帯病寄生虫病室
(TEL:0282-87-2134)
担当幹事:川合 覚(skawai@dokkyomed.ac.jp)
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(社)東京都獣医師会における小笠原対策への取り組み
過去の経緯
1994年
東京都衛生局と獣医師会による巡回診療開始
1996年
野ネコによるメグロ等希少種の捕食が問題化し、村事業として捕獲・不妊化が開始(巡回診療に合わせて獣医師会が施術)
1998年
「小笠原村飼いネコ適正飼養条例」制定(全国初のネコ個体登録条例)
1999年
村事業として野ネコ対策開始(捕獲した野ネコを母島の獣医師が不妊化後、放逐)
2000年
東京都の事業が廃止されため、獣医師会巡回診療は終了
野生動物対策委員会設置後の活動
1999年
会長の諮問機関として野生動物対策委員会設置
2002年
東京都における野生動物対策について諮問
2003年
都知事に対して緊急要請書提出「小笠原諸島における希少野生動物保護
対策に関する要請書」
2004年
会長へ「野生動物と共存できる東京をめざして」を答申。これを都知事あてに提出
2005年6月
母島南崎の海鳥繁殖地が野ネコにより壊滅的な被害を受けたため環境省・林野庁・東京都による緊急捕獲が開始。協力要請を受けた獣医師会は、以後、会員病院での個別収容を開始
2005年7月
NPO法人小笠原自然文化研究所からの協力要請により、関係団体(NPO法人どうぶつたちの病院、NPO法人野生動物救護獣医師協会)と協力してオガサワラオオコウモリ救護用物資の緊急支援を実施
2005年10月
村役場担当者との意見交換会開催(於:東京都獣医師会)
2006年1月
アカガシラカラスバトの繁殖地である父島東平で環境省・林野庁・東京都による野生化ネコの緊急捕獲が開始。獣医師会もネコの受け入れで協力
2006年4月
母島南崎にネコ侵入防止フェンスを設置し、ネコの完全排除に成功
2006年6月
第1次小笠原派遣団(会長、担当理事、委員長)をNPO法人どうぶつたちの病院と共同で構成し、現地派遣。島ネコ懇談会(住民との対話集会を3回開催)や関係行政機関との意見交換等を実施
2006年12月
東京大学弥生講堂で小笠原シンポジウム開催
2007年5月
母島南崎にカツオドリが2年ぶりに営巣
2007年9月
東京・関東地区獣医師会連合会大会で小笠原シンポジウム開催
2008年10月
東京都環境功労者表彰・受賞
2008年10月
第1回動物医療団を派遣
2009年6月
自然環境功労者環境大臣表彰・受賞
2009年7月
第2回動物医療団を派遣
2009年8月
創立60周年記念関連事業として「小笠原の希少動物保護と家庭動物の適正飼育」シンポジウム開催
(社)東京都獣医師会・野生動物保護シンポジウム
『小笠原の希少動物保護と家庭動物の適正飼育』
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主 催:
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(社)東京都獣医師会
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後 援:
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環境省関東地方環境事務所・東京都・小笠原村(予定)
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協 力:
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NPO法人小笠原自然文化研究所・NPO法人どうぶつたちの病院
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日 時:
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2009年8月23日13:30〜16:30
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会 場:
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東京大学弥生講堂
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参加費:
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無料(一般公開)
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開催趣旨
東京都小笠原村は、アカガシラカラスバトやハハジマメグロなどの希少な野鳥が地球上でここにだけ棲む島で、2010年に世界自然遺産への登録を目指しています。世界自然遺産への登録には、人間が持ち込んだ多くの外来種、とくに、野生化したイエネコの問題を解決する必要があります。このため、東京都獣医師会では、長年にわたり小笠原でのネコ対策支援事業に取り組んでまいりました。これらの活動により、平成21年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受賞することができました。
本シンポジウムでは、これまでの東京都獣医師会のとりくみを御報告するとともに、希少動物対策の成果や小笠原村の家庭動物の適正飼育条例などに関する最新情報を御紹介したいと思います。
プログラム
司会:小松東京都獣医師会副会長
挨拶:村中志朗 東京都獣医師会会長
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基調講演(30分)
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「希少動物保護のための家庭動物適正飼育」
安田直人
環境省動物愛護管理室・室長、獣医師
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活動報告(30分)
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「東京都獣医師会による小笠原での取り組み」
高橋恒彦
東京都獣医師会野生動物対策委員会・委員、小笠原動物医療派遣団長
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現地状況報告(30分)
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「小笠原における希少動物の現状とネコ対策の成果」
堀越和夫
NPO法人小笠原自然文化研究所・理事長
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現地状況報告(30分)
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「小笠原村における世界自然遺産登録への取り組み」
岩本 誠
小笠原村企画政策室世界遺産担当
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パネル討論(30分)
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コーディネータ:羽山伸一 東京都獣医師会野生動物対策委員会・委員長
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本会、平成21年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰受賞
平成21年4月28日(火)午後2時から新宿御苑
インフォメーションセンターにおいて、(社)東京都獣医師会が団体として平成21年度「みどりの日」自然環境功労者環境大臣表彰を受賞した。表彰の功績概要は、小笠原における希少野生動物保護のため実施されている野生化したネコの捕獲事業に協力し、捕獲ネコの受け入れ、順化、飼い主さがしを実施し、同事業の実効性を飛躍的に高めるなど、小笠原の希少動物保護対策に貢献したこと。
受賞式には、村中会長、小松副会長が出席した。
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希少野生生物保護と自治体行政
イリオモテヤマネコ保護の条例化によせて
第1セッション:基調講演
(1)羽山伸一(日本獣医生命科学大学野生動物教育研究機構)
「希少野生生物保護の現状と課題ー野生動物学の立場から」
(2)高橋満彦(富山大学)
「希少野生生物保護の現状と課題ー環境法学の立場から」
第2セッション:ケーススタディ
(1)大城昌正明(竹富町役場自然環境課課長)
「西表島とイリオモテヤマネコ、そして世界自然遺産に向けて」
(2)長嶺隆(NPO法人どうぶつたちの病院・獣医師)
「希少野生生物保護における自治体とNPOの協動ー沖縄本島の例」
(3)栗原新(九獣連 西表動物診療所・獣医師)
「希少野生生物保護における自治体と獣医師会の協動ー西表島の例」
(4)東郷佳朗(神奈川大学)
「竹富町ねこ飼養条例について」 第3セッション:統括討論 日時:2008年11月29日(土)午後1:00〜午後6:00
場所:神奈川大学横浜キャンパス10号館1042講堂(入場無料)
主催:神奈川大学法学研究所地方自治センター
協賛:神奈川大学法学会
講演:環境省動物愛護管理室・沖縄県竹富町
九州連ヤマネコ保護協議会・(社)日本獣医師会
(社)沖縄県獣医師会・(社)東京都獣医師会
(社)神奈川県獣医師会・(社)横浜市獣医師会
NPO法人どうぶつたちの病院
問い合わせ:諸坂佐利研究室(神奈川大学法学部)
(sally-m@kanagawa-u.ac.jp)(045-481-5661[内線4347]) ポスターはこちら
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小笠原村への動物医療派遣団について
~希少野生動物・飼育動物・人間との共存を目指して~ (社)東京都獣医師会は、世界自然遺産登録を目指す東京都小笠原村からの要請に応え、野生動物保護対策に関わる社会貢献事業の一環として、下記のとおり本会会員による動物医療チームの派遣を決定しました。 記
目的:世界自然遺産登録候補地において希少野生動物の保護に資するため、動物医療支援によりネコ等飼育動物の適正飼養を推進する 派遣期間:2008年10月29日(※)~11月3日(術後管理等のため一部の要員は11月9日まで) 派遣場所:東京都小笠原村父島および母島 派遣人員:獣医師5名 動物看護師1名 活動内容:マイクロチップによるネコの個体登録、ネコの不妊化手術、イヌおよびネコ等飼育動物の健康診断など
※派遣団は10月29日10時、東京・竹芝桟橋からおがさわら丸で出航
【背景】
小笠原諸島は世界自然遺産登録の候補地となったが、ここだけに生息するアカガシラカラスバトやオガサワラカワラヒワなどの希少な野生動物は、人間が持ち込んだ多くの外来種によって絶滅のおそれが出てきた。とくに、飼いネコの野生化の影響は深刻である。
そこで、(社)東京都獣医師会は会長の諮問機関として野生動物対策委員会を設置し、2003年に「小笠原諸島における希少野生動物保護対策に関する要請書」を、また2004年に「野生動物と共存できる東京をめざして」を策定し、会長へ答申するとともに都知事へ提出した。 これを受けて、本会では小笠原対策事業をスタートさせ、希少野生動物救護活動への緊急物資支援や野生化したネコの馴化と新たな飼い主探し(これまでに41頭を受け入れ)等を実施してきた。 今回の動物医療派遣団は、世界自然遺産登録に向けた外来種対策の一環として実施するネコ対策を目的として、飼いネコの個体登録や不妊化を推進するため、小笠原村から本会へ獣医師の派遣が要請されたことに応えるものである。
小笠原村では、飼いネコの登録条例を制定するとともに、ノラネコの不妊化事業を行ってきた。また、関係機関(※)により野生動物保護のためのネコの捕獲・島外搬出がおこなわれてきた。しかしながら、その一方で、診療所を開設する獣医師が母島に1名しかいないため、日常的な動物医療の提供ができないことにより、適正な飼育方法や個体登録などがなかなか進まなかった。 なお、現地での活動については、小笠原ネコに関する連絡会議(※)、NPO法人どうぶつたちの病院等の支援を受けて実施することとし、また活動費用の一部に(財)自然保護助成基金からの助成金が充てられる。 ※小笠原ネコに関する連絡会議:環境省小笠原自然保護官事務所、小笠原総合事務所国有林課、東京都小笠原支庁、小笠原村、小笠原村教育委員会、NPO法人小笠原自然文化研究所
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小笠原における野生動物への取り組み

世界遺産登録の候補地となった東京都小笠原村は、アカガシラカラスバトやハハジマメグロなどの希少な野鳥が地球上でここにだけ棲む島です。しかし、人間が持ち込んだ飼育動物由来の外来種によって絶滅のおそれが出てきました。
とくに飼いネコは、野生化すれば生態系に大きな影響を与える外来種です。でも、彼らはわたしたち人間が家畜化し、数千年にわたって共に暮らしてきた家族でもあります。
東京都獣医師会は、10年以上前から小笠原のネコ対策に取り組んできました。しかし、それでもネコは野生化し、カツオドリたちの繁殖地を壊滅させ、アカガシラカラスバトを捕食しています。そして、ついに国立公園内で希少鳥類を捕食した飼い主のいないネコたちが4頭、環境省などによって緊急に保護されました。

そのとき、わたしたち東京都獣医師会は、何ができるかを考え、そして決断しました。世界の宝である小笠原の自然や人と動物の豊かな関係を守るために、このネコたちがまた人と暮らせるようにすることがわたしたちの使命だと。こうして、希少動物も飼育動物も人間も共存できる地域社会を目指して、村・都・国・民間による前代未聞の協働がはじまりました。

これまでに東京都獣医師会が小笠原から受け入れた野生化ネコは41頭。このネコたちを会員病院に1頭づつ受け入れることで馴化に成功しました。そして、この事実は小笠原の人々に大きな衝撃を与え、地域が変わろうとしています。
このシンポジウムでは、沖縄、対馬など先進地域の事例を紹介するとともに、小笠原における東京都獣医師会の活動や希少野生動物保護対策の展開を議論します。
  
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