学校飼育動物の冬の対策 社)東京都獣医師会
寒い冬、自然界のウサギは、巣穴に入って生活します。チャボやニワトリは、原産地が東南アジアと元来暖かい地域に住む動物ですから、寒さには弱いのです。
これらの動物には、11月になったら巣箱を与えることが必要です。動物の健康への配慮を行うことで、子どもたちは命の大切さに気付いてくれることでしょう。
巣 箱
- 木製でつくるが、雨がかからないところならダンボールでも良い。
ウサギ(1〜2匹用)
- 寸法は、間口45cm、奥行き40cm、高さ40cmぐらいの箱
- 可動式の蓋に出入り口をつける。出入り口の大きさは、横10cm、高さ12cmぐらいにして、ウサギの体の大きさに合わせる。出入り口が大きすぎると、箱内の温度が下がるので、保温にならないので注意する。
- 素材は木製が良いが、合板はホルマリンガスがにおうため、動物が嫌う。
木製が間に合わないときは、ダンボール箱に出入り口をつければよい。 - 毎日の管理は、新聞紙をしいておき、毎日、蓋を開けて取り替えて糞などを取り去る。
チャボ
- ウサギと同様につくる。
- 寸法は、ウサギと同じくらいの箱で3〜4匹入れる。
- 入り口はウサギより高く20cm近くにするが、実際に入れるかどうかを子どもに工夫させるとよい。
防風と防寒
- 風通しがよすぎる飼育舎の場合、可能な範囲で、厚いビニールを貼って風を防ぐとよい。春には、必ずビニールを除去する。
- セキセイインコなど小鳥の場合は、校舎内の籠で飼うようにするが、夜にはダンボールの箱をかぶせて防寒する。飼育舎で飼う場合は、巣箱とビニールによる防寒が必要。
- ビニールの中で、上に一つ裸電球をつけておけば暖が取れる。
栄 養
- 体力を落とさないように、休日にも新鮮な水と餌を与える。(「命には休みがない」と、子どもに伝えるために、保護者等の支援を受けるとよい。親子の良い会話につながるとか・・)
- 学校開放を活用して、行事に集まる親子等が担当する学校もある。
- 特にセキセイインコなどの小鳥は、一日絶食すると約半数が死亡し、一日半絶食するとすべて死亡する可能性が高いので、注意する。
巣箱の事例
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事例1 高さ50センチの棚の上に巣箱をおいている。ウサギが上り下りする坂道がつけてある。
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巣箱の蓋は開閉でき、毎日 中に敷いてある新聞紙を取り替えて掃除する。 |
事例2 チャボのための児童制作の巣箱これも蓋は開閉するようにしてある。 |
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事例3 木製巣箱と ダンボールの急場用巣箱段ボールは、壊れたら新しいものに交換する。
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段ボール:寒さ予防のため、小さな入り口の他は、すべて締め切る。中の新聞紙を毎日交換する。(箱が風で飛ぶと怖がって入らなくなる) |
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