社団法人東京都獣医師会

Tokyo Veterinary Association

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平成23年度 小笠原動物医療派遣団 団員公募のご案内

 当会の小笠原動物医療派遣団の活動は、本会会員のみならず、内外からの多大な御協力のもと、毎年大きな成果を上げております。この度 小笠原村から、引き続き平成23年度も本会に対し派遣要請が出されましたので、以下の要領で派遣団員を急募致します。

<期間>

23年11月22日出航〜12月3日帰港 (島滞在は11月23日〜12月2日)

<主な活動内容>

家庭動物(原則としてイヌ、ネコ)の健康診断および飼育相談  
イエネコの避妊去勢手術とマイクロチップ挿入 その他

<経費>

往復の乗船代、現地滞在中の宿泊・食費等は小笠原村及び本会より支給いたします。  
竹芝港—自宅間の交通費、船中の食費等は個人負担にてお願いいたします。

<募集人員>

獣医師、動物看護師、理事、計7名。

<条件>

東京都獣医師会の会員。  
現地での活動内容である、「家庭動物の健康診断および飼育相談、イエネコの 避妊去勢手術とマイクロチップ挿入」ができる会員。
全期間(11月22日から12月3日まで)参加できる方。
次年度も参加できる方を優先いたします。

<交通手段>

片道25時間半の船のみ。(途中帰京はできません)

<その他>

以下の点について、予めご了解のうえ、応募をお願いいたします。

  • 事前の打ち合わせ等に開催予定の野生動物対策委員会に出席をお願いいたします(日程は別途調整)。
  • 診療は、父島と母島(父島から船で2時間)の仮設診療所で行います。
  • 応募者が多数の場合は、次回以降にお願いすることがあります。
  • なお、動物看護師の同行を希望する場合は応募の際にその旨をお申し出下さい。

平成23年10月20日を〆切と致します。お名前、支部名、連絡先を書き、 東京都獣医師会事務局へFAX(03−3405−0150)にてお申し込み下さい。

小笠原諸島におけるネコ対策の実施について

野鳥もネコもすくいたい!

高橋うらら・文
発売元 学研
監修 社団法人東京都獣医師会・小笠原自然文化研究所
高橋うらら・文
発売元 学研
監修 社団法人東京都獣医師会・小笠原自然文化研究所

いのちつながれ小笠原 シンポジウム開催

※画像をクリックすると大きい画像が表示されます

都民公開シンポジウム『いのちつながれ小笠原』開催について

社団法人東京都獣医師会
会長 村中 志朗

東京都小笠原村は、多くの固有な希少生物が地球上でここだけに棲み、世界に誇るべき生物多様性に富んだ場所です。2011年、この小笠原諸島の世界自然遺産登録がユネスコの会議で最終審査されることになりました。
世界自然遺産の審査にあたり海外専門家をはじめ各方面から、本会による野生化したネコの保護収容や適正飼育を普及させるための動物医療派遣団の活動は、高い評価をいただきました。とくに平成21年度に自然環境功労者環境大臣表彰を拝受するまでに発展できたのは、私たちだけでなくこの活動にご賛同・ご協力いただいた多くの方々にとっても、この上もない誇りであると思います。
本シンポジウムでは、本会が10年以上にわたり取り組んできた動物医療を通じた世界自然遺産をめざした活動の紹介にとどまらず、小笠原の自然の価値や関係機関による多様な保全の取り組みについて、専門家の先生方や小笠原村長様から御講演いただき、広く市民のみなさまに小笠原の現状を御紹介したいと企画しております。
小笠原の希少動物や保護対策についてご関心をお持ちのみなさま、ぜひご来場いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

日時:2011年2月20日(日曜日) 13時~17時
会場:東大農学部一条ホール 参加費:無料

プログラム
会長挨拶 村中志朗  (社)東京都獣医師会会長
基調報告
「小笠原の自然の価値と希少動物保護の取り組み」
川上 和人 (独立行政法人 森林総合研究所・主任研究員)
現地からの最新情報レポート
「希少動物保護を目的としたイエネコ対策の意義と実際」
鈴木創 (NPO法人小笠原自然文化研究所)
東京都獣医師会の取り組み
「動物医療による世界自然遺産への貢献」
高橋 恒彦 (東京都獣医師会小笠原動物医療派遣団・団長)
小笠原村の取り組み
「世界自然遺産登録と小笠原の未来」 
石田 和彦 (小笠原村・副村長)

パネル討論
コーディネータ:羽山伸一 (東京都獣医師会野生動物対策委員会・委員長)
パネラー:川上 和人 (独立行政法人 森林総合研究所)
鈴木 創  (NPO法人小笠原自然文化研究所)
高橋 恒彦 (東京都獣医師会小笠原動物医療派遣団団長)
石田 和彦 (小笠原村・副村長)
小松 泰史 (東京都獣医師会・副会長)

 

本件に関する問い合わせ先
・全般的なこと(担当:小松・副会長)
(社)東京都獣医師会 Tel  03-3475-1701
・事業内容の詳細(担当:羽山・野生動物対策委員長)
日本獣医生命科学大学獣医学部Tel 0422-31-4151

東京都獣医師会における小笠原対策への取り組み

過去の経緯

  • 1994年
    東京都衛生局と獣医師会による巡回診療開始
  • 1996年
    野ネコによるメグロ等希少種の捕食が問題化し、村事業として捕獲・不妊化が開始(巡回診療に合わせて獣医師会が施術)
  • 1998年
    「小笠原村飼いネコ適正飼養条例」制定(全国初のネコ個体登録条例)
  • 1999年
    村事業として野ネコ対策開始(捕獲した野ネコを母島の獣医師が不妊化後、放逐)
  • 2000年
    東京都の事業が廃止されため、獣医師会巡回診療は終了

野生動物対策委員会設置後の活動

  • 1999年
    会長の諮問機関として野生動物対策委員会設置
  • 2002年
    東京都における野生動物対策について諮問
  • 2003年
    都知事に対して緊急要請書提出「小笠原諸島における希少野生動物保護
    対策に関する要請書」
  • 2004年
    会長へ「野生動物と共存できる東京をめざして」を答申。これを都知事あてに提出
  • 2005年6月
    母島南崎の海鳥繁殖地が野ネコにより壊滅的な被害を受けたため環境省・林野庁・東京都による緊急捕獲が開始。協力要請を受けた獣医師会は、以後、会員病院での個別収容を開始
  • 2005年7月
    NPO法人小笠原自然文化研究所からの協力要請により、関係団体(NPO法人どうぶつたちの病院、NPO法人野生動物救護獣医師協会)と協力してオガサワラオオコウモリ救護用物資の緊急支援を実施
  • 2005年10月
    村役場担当者との意見交換会開催(於:東京都獣医師会)
  • 2006年1月
    アカガシラカラスバトの繁殖地である父島東平で環境省・林野庁・東京都による野生化ネコの緊急捕獲が開始。獣医師会もネコの受け入れで協力
  • 2006年4月
    母島南崎にネコ侵入防止フェンスを設置し、ネコの完全排除に成功
  • 2006年6月
    第1次小笠原派遣団(会長、担当理事、委員長)をNPO法人どうぶつたちの病院と共同で構成し、現地派遣。島ネコ懇談会(住民との対話集会を3回開催)や関係行政機関との意見交換等を実施
  • 2006年12月
    東京大学弥生講堂で小笠原シンポジウム開催
  • 2007年5月
    母島南崎にカツオドリが2年ぶりに営巣
  • 2007年9月
    東京・関東地区獣医師会連合会大会で小笠原シンポジウム開催
  • 2008年10月
    東京都環境功労者表彰・受賞
  • 2008年10月
    第1回動物医療団を派遣
  • 2009年6月
    自然環境功労者環境大臣表彰・受賞
  • 2009年7月
    第2回動物医療団を派遣
  • 2009年8月
    創立60周年記念関連事業として「小笠原の希少動物保護と家庭動物の適正飼育」シンポジウム開催

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〒107-0062 東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル西館23階/Tel 03-3475-1701

現在地 : 野生動物対策 小笠原世界自然遺産